プロローグ〜八宵さん、俺の事嫌ってません?。〜

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プロローグ〜八宵さん、俺の事嫌ってません?。〜

 俺の青春の寿命は、あと3年らしい。 × × × 「涼?そろそろ青春しなさい?あんたにはもう3年しかないのよ?」 「……。そんな寿命みたいに言うなよ。たかが青春だろ?」  母に「青春」と言われ、俺のエンジョイパーリナイな生活は、 あと3年で終わることを改めて感じた。 「あら〜、この子可愛いわねぇ。このこのお名前は?」 そんなことを言いながら、中学の卒業式で撮った写真を指さしていた。 「あぁ、その子、『八宵 璃乃』だよ。たまたま、2年の時にクラスが同じになった。」 「あらそうなのねぇ〜」  確かに八宵さんは、大人受けしそうな人だ。
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