(二)

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 恵美里は小さく悲鳴を上げたが、新田には聞こえていないようだった。そして新田は立ったままの恵美里の胃の辺りに顔をうずめてきた。  新田の吐息がブラウスを通じておなかに当たり、気持ち悪かった。  五分くらいそうしたあと、新田は恵美里の腹から顔を話すと、「脱げ」と命令した。 「泊めて欲しいんだろう」  新田はそれしか言わなかった。  結局下着も靴下も全て脱がされたあと、恵美里は新田に求められるまま体を許した。  新田は絶頂に達するとそのままソファで寝てしまった。それなので、恵美里は寝室にある新田のベッドに入り、眠ることができた。 (続く)
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