2番目

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 そう思っていたのに、あなたは相変わらず私を平日しか呼ばない。土日には会ってくれない。  そしてあなたはまた言ったわ、「彼女が来るから帰ってくれ」。  意味がわからなかったわ。だからまた待ち伏せた、そしてあなたのの「1番目にしてくれてありがとう」って言葉を聞いて理解したわ。私は2番目ですらなかったのね。  だから、私は1番目の子を殺して今あなたの前にいる。  さて、私はあなたの言葉を待ってるわ。「彼女が来るから帰ってくれ」って言葉をね。今までで一番聞きたくなかったセリフが、今は一番聞きたい。  全員殺すわ。私が真の2番目になれるまでね。  そして最後の「1番目」を殺してから、私はあなたの前に現れるわ。「真の1番目」としてね♡
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