1人が本棚に入れています
本棚に追加
事件の名は
度々勃発する乱。人は暴動が起きるのは私の日頃の行いが悪いからだと言うかもしれない。
だとしても。
起きる時は起きる。日頃を改めても回数に差異が生じる程度。どうしようもない。
そう───腹の暴動はいつ何時にどこで勃発するかなど予見できず抑えれず。
奴は権力者だろうが赤子だろうが誰とも関係なく襲いかかってくる。そして、苦しみを与える。事の対処に失敗すれば辛い現実が顔を見せる。
辛い現実と相対せぬため、走り出した足を止めることはない───トイレに着くまでは。
今日も私は腹の暴動に屈さず、何とか敢闘してみせるのだ。
最初のコメントを投稿しよう!