第 一 話

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やっとのことでゴミ捨てを終え、家に戻った冬夢は部屋に居てもすることが無く、なんとなくスマホを開いた。見慣れないメールプドレスからの一通のメールが届いているのに気がついた。通知をタップしてみるとメールのタイトルには『再出発本部からの勧誘』と書かれている。 こんな宛先見たことがない冬夢は無視しようと思ったが下の詳細を見れば 『    出発地点に不満はありませんか?    自分は不幸だと思ったことはありませんか?    人生のやり直しをしませんか?    再出発しますか?       YES     NO                     』 「不幸…?再出発…?人生を…やり…なおす…?」 冬夢はその言葉に惹きつけられたが迷惑メールが何かなのかと考えた。 だが考えても無駄。試してみるのが一番早い。冬夢は少し躊躇したが試しにYESをタップしてみる。 すると、強い眠気に襲われ、吸い込まれるようにして深い眠りにつき意識を何処か へ手放した。
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