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「あら荒井さん、忘れもの?あッ、いやーん、何出してんのよ!」  女将は下半身の勃起物に目を丸くして言った。 「いや、すまん。どうにもズボンの中に収まらないんじゃ」 「そりゃ、アイルビーバックって言ってたけど、ホントにカチンコチンにして戻ってきたのね」  さすがに女将は男の扱いに慣れたものだ。勃起したイチモツに一度は驚いても、パニックを起こすようなことはない。 「でも荒井さん、凄いのぶら下げてたのねえ。こんな立派なの、あたし見たことないかも」  そんなことを言いながら、女将はしげしげと誠治のイチモツを観察した。 「なんか匂いが・・・変わった匂い。何?おちんちんの先っちょから匂ってるみたい」  クンクンとしているうち、女将の顔が火照っていった。 「女将、腹が減った。何かくれ」 「え?さっき食べてたじゃないの。まだ食べたいの?」 「腹が減ってるんだ」  誠治はそう言うと、先ほどと同じ椅子に腰掛けた。 「おでんの残り物しかないけど、いい?」  女将はそう言いながら、誠治のイチモツから目を外らすことが出来ずにいた。  彼女はさっさとおでんの具を皿に乗せると、次に酒をコップに注いで誠治の前に置き、厨房からカウンターを回って誠治の隣に腰掛けた。 「いい匂い。ねえ。触ってもいい?」  誠治は返事せずにおでんをぱくつき始めると、女将がそっと触れてきた。 「硬〜い。なんか人間の身体じゃないみたい」  女将の悪戯はどんどん激しくなり、亀頭に接吻、そのあとまるごと咥え込んでは喉奥に押し込みはじめた。 「今、これを食ったらな、女将の身体をいただく。こいつに合うゴムがあるんなら、付けてもええで」  すると女将は顔を上げ、うっとりとした目で誠治を見た。 「そんなの、興醒めじゃないの。このままで欲しいに決まってるじゃない。あれ?やだ〜。荒井さんの鼻までおちんちんに見えてきちゃった」  誠治はその言葉に驚くことも鏡で顔を見ることもせず、代わりに左の手を目の前でかざしてみた。見ているうち人差し指と中指がくっついて、ひとつの硬い肉棒と化した。右手の指で肉棒の先をめくると、皮がめくれて赤い亀頭があらわれた。 「あ、荒井さん、ちょうだい!それ、あたしにちょうだい!」  女将は狂ったような目をして叫ぶように言った。  誠治がその指を女将の顔に近づけると、がぶりと咥え、恍惚とした表情でちゅぱちゅぱ吸い始めた。  そんなことをさせながら、誠治はゆっくりとおでんを食べ、酒を飲んだ。やがて食事が終わると、 「さあて!」  誠治は女将を抱きかかえながら立ち上がると、そのまま奥の座敷へ歩いていった。
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