8/8
読書設定
目次
前へ
/
8ページ
次へ
誰も言ってない筈なのに、あの声が天使の耳にまた届いた。そんな気がした、今度こそきっと空耳なのかもしれない。 もうそう呼ぶ必要なんて無い筈なのに、その言葉は小屋にある窓の向こう側から、多分その先にある氷の湖の方から未だ木霊し続けていた。 これは、振り向けば硝子の靴が落ちて、其処で終わりそうな最後の夢の話。 ──おいでよ。
/
8ページ
最初のコメントを投稿しよう!
1人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
7(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!