思い出のままに

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亡くなった友へ まだ把握がうまく出来なくて、投げ出された感情のまま、がむしゃに日々を過ごすのに精一杯です。 standing over 明るい気持ちでそれを迎えるまでどれくらいなのか 忘れたくないものだらけの中、必死にそれを思い出しては見つけては発見しては記しては。 早すぎる別れを上手く飲み込めれないのは彼も同じだろう。 いつでも出来る。 明日できる。 些細なことだった事が必要不可欠なことになり、必死にそれをかき集めては眺めては進めない自分がいる。 何から始めたらいいのか、見つめ直したくないのか、後悔や納得できない物ばかりが先立ち、苛立たせる毎日。 人生のその直前の、ほんの一コマを変えれたとして、その結果はどうだとかああだとか、そんな展開を予測したとして、その後の人生が目まぐるしく変わったのだとしても、 今は認めたくない自分がいる。 尊いものだから、大切に大事に思い続けたいだけなのに。 まだ若かった命の尊さ 予測の出来ない、また違った未来がすぐそこにあったのかもしれない 彼を失うのはあまりにも早く感じた たった5年とすこしの出会いだったけれど、 いつでも気にかけてくれて、お互いの連絡が途切れた時にも、そっとやってきたら今まで通りの楽しさになり、時には少し遠出をして、 仕事の話とか趣味の話とか、たわいも無いことを淡々と話して別れてまたいつもの生活に戻っての繰り返しだったけれど、 その生活があまりにも自然すぎて、すーっと居なくなった感じで、実感がないのかもしれない。
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