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雄々しいかな。ドラゴン
「ドラゴン」と聞いて興奮しないファンタジー好きがいるだろうか。
いや、まあ、いるかも知んない。人それぞれだし。
ちなみに私は「ドラゴン」にはワクワクする人種だったりする。
実家には友人が誕生日にくれた海洋堂のドラゴン・フィギュア(小さいけど精巧!)があったりするし、好きが高じて、「恐竜」にまで手を出した。
「恐竜」と「ドラゴン」は種族ちゃうけどね。
つながりで「爬虫類ペット図鑑」なるカタログ本を買った過去もある。
「爬虫類」と「恐竜」も、種族ちゃうけどね。
ちなみに爬虫類と恐竜は、足の付き方が決定的に違う。爬虫類は身体の横から足がついててガニ股のようにみえるが、恐竜の足は身体に対し、縦についている。
もし絵を描くために参考にするなら、「恐竜」のほうが「ドラゴン」には近いと思う。思うけど、「ヒックとドラゴン」という映画のドラゴンは個性的でネコっぽくて可愛かった。トゥース(※主役のドラゴン)はガニ股だったが全然有りだ。
つまり「ドラゴン」の定義は個々人の自由でいいってこと!
さすがビッグなドラゴン。小さなことにはこだわらないぜ。
そんなわけで「ドラゴン」好きな私は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは当然ジュラシック・パークに向かう。
地面には、恐竜の足跡や化石がコンクリートでそれっぽく再現されていて、歩くだけで楽しくなる。
ただ、これはもうずーっと昔の話。今はかなり変わっていて、当時なかったアトラクションも追加され、亜熱帯ジャングルはますます盛り上がっているらしい。
そして私が体験したであろうライドは、無くなっているっぽい。(不明)
恐竜たちの間を進み、最後はガタンガタンと上に登って、バシャンと水に落ちる。
そんなライドが、かつてあったのだ。
あれは……怖かった!
ジェットコースーター未満の、ちょい落下だけど、怖かった。
落ちる前に登っていく緊張感。それに合わせて緊急ブザーが鳴り響き、眼前のティラノ・サウルスが大きな口を開ける。
そんなせっかくの演出を見る余裕もなく、私の心は「次落ちる、次落ちる」でいっぱいいっぱいだった。
まさに気持ちは「全俺が泣いた」。(使いどころが違う)
ジェットコースター、無理。ほのぼのと恐竜を眺める。それだけでいい。
映画「ジュラシック・パーク」なら、パークの恐竜たちを楽しむ序盤シーン。私にはそれで十分。
「ドラゴン」も「恐竜」も好きだけど、体験は勘弁。ドラゴン・ライダーは不適職。
ところでうちに遊びに来た従弟が、「爬虫類ペット図鑑」を読んだ後、爬虫類を飼い始めたことがあったんだけど……、まさかうちの本のせいじゃないよね? 棚に並んだ恐竜やドラゴンは、影響してないよね?
真実は謎の中。
「ドラゴン」「恐竜」「爬虫類」は、とかく一部の人の心をくすぐる存在らしい。
で、私は「見るだけドラゴン」が"推し"で"好き"!
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