はじめに。

1/1
前へ
/6ページ
次へ

はじめに。

明治生まれの働き者の祖母が、いつの間にか書いていた「文章」が見つかりました。 粗末な帳面に書かれたもので、子供たちも、孫たちもビックリ。 いつも忙しく動き回って、呑気なおじいちゃんを叱り飛ばしていたおばあちゃんに、こんな一面があったなんて。 学校もろくに出ていないのに、漢字を駆使したきちんとした文章。 一体誰の為に書いていたのでしょう。 きっと誰かに読んでもらおうとは思ってはいなくて、上の学校に行きたくても行かせてもらえず、かなわなかった勉学熱を、この粗末な帳面に託していたのでしょうか? とても短いエッセイですので、もし、よろしかったらご覧ください。
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加