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はじめに。
明治生まれの働き者の祖母が、いつの間にか書いていた「文章」が見つかりました。
粗末な帳面に書かれたもので、子供たちも、孫たちもビックリ。
いつも忙しく動き回って、呑気なおじいちゃんを叱り飛ばしていたおばあちゃんに、こんな一面があったなんて。
学校もろくに出ていないのに、漢字を駆使したきちんとした文章。
一体誰の為に書いていたのでしょう。
きっと誰かに読んでもらおうとは思ってはいなくて、上の学校に行きたくても行かせてもらえず、かなわなかった勉学熱を、この粗末な帳面に託していたのでしょうか?
とても短いエッセイですので、もし、よろしかったらご覧ください。
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