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もう、 どうにでもしてくれ…
でも、絶対、タダでは起きない…。
絶対に、なんらかの形で仕返ししてやる…。
俺は、無様に心の中だけでそんなことを誓う。
「では…下、脱がしますね… 」
「…!?…や、やめろ… 真中…!マジでそんなことしたら、殺すぞ…」
どうにでもしてくれと、たった今思ったばかりなのに…
反射的に、そんなことを口にしてしまう。
しかも殺すというキーワード…
普段の俺が日常生活においては絶対口にすることもないような言葉が飛び出て、自分自身に驚く…。
「やめられませんよ、ここまできて…俺らをこんな風にしたくせに…新名さんって、ほんと罪深い…っていうか、ドMですよね…」
ずるずると、ズボンごと下着を…遂に、足から引き抜かれる…
二人の視線が、俺のそこに注がれる…。
腕はネクタイで縛られ、
抵抗しようもなく、全裸に…されてしまった…
身体が震える…
信じられない屈辱…
俺は二人の視線に耐えられず、
目を閉じた…。
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