1日目

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「それは…」 「まあ私、女っぽくないもんね。さっきのさ雅也が立ち向かっていった私の同期…九条っていうんだけど、1度も私を女扱いしてきたことないからね!」 「そうなの?」 「そうなのよ!いっつもいっつもねえ…まあ班の空気和ませてくれてるんだろうなと言うのは分かってるから何も言えないけどさ。それにしても…」 一人ごちる私に雅也は凛とした声で言った。 「みちかは女の子だよ」 「…ありがとう。でも女の子っていう歳ではないなあ」 きっと気を遣って言ってくれてるんだと思う。これから一緒に暮らすから発言に気を遣ってるのかもしれない。 「大丈夫。自分が今まで怠けて逃げてきてしまってこうなっちゃってるから。いいよ、気にしなくてさ」 時計を見たらいつの間にか23時になっていた。いつもだったらドラマ観たり、雑誌読んだりして普通に起きてるけどお風呂も入ってお腹も満たされてこうやって話し相手も恵まれてなんだか眠くなってきた。話途中だけど。
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