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心は生きている間に、
何度も死んでは
生き返る。
まるで帰り花の
ように。
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いつもは冷たい君が、
一瞬だけ口にする
優しい言葉は、
まるで小春日和。
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「散っていく
さざんか が
雪みたいで
好き」という
あの時の
君の言葉が、
僕に冬が来た
ことを知らせると
ともに、
さざんか が
散るように
終わった
君との恋を
思い出される。
※2,3作目は「一かけらの今」(@hitokakeranoima)様主催の詩の投稿コンテスト応募作品。テーマは「冬の言葉」
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