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「あ、食べ終わっちゃった。ゴミ捨ててくるから、愛っちをお願いしてもいい?」
「あ、いいわよ」
花琳が愛の手を握ったのを確認して、アヤカはゴミ捨て場へ走っていった。
「……アヤカ、なんだか楽しそう」
愛が微笑む。それを見て、花琳と海奈は不思議そうに首を傾げた。
「そうなの?」
「いつもあんな感じじゃないのか?」
「……ええ。アヤカはいつも明るくていい子よ。でも、オラシオンに来てあなた達と出会ってから、いつも以上に元気いっぱい」
楽しそうに、くすりと笑う愛を見て、花琳と海奈も笑顔になった。
「私達も、愛ちゃん達に会えて楽しいわよ」
「うん。元の世界に帰るの、なんかもったいないよな~!」
「あら、そう言って貰えると、嬉しいわね」
3人は笑い合いながら、アヤカを待っていた。
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