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アヤカは大慌てで3人の元へ駆けだした。
(どうしよう……分かっちゃった。魂消失事件の真相が……)
息を切らして走るアヤカ。それを見つけたのは、シエと柊だった。
「あら、アヤカさん!」
「アヤカちゃん、どうしたの?」
「あぶ……ないの……」
「え……?」
「ルーナっちが、危ないの!」
アヤカの鬼気迫る表情に、2人は戸惑った。
「ルーナさんが……?」
「うん。私、分かったんだ。魂消失事件の真相が」
「え!?」
「アヤカちゃん、それ本当!?」
驚く2人に、アヤカは頷く。
「うん。早くみんなを集めて、ルーナっちの所に行かなきゃ!」
「手分けしましょう。柊さんとアヤカさんは向こうで。私は屋台のこちら側で、皆さん
を探しましょう!それでどうですか?」
シエの提案に2人は頷いて仲間を探すために走り出した。
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