冬を生きる私から、貴方へ
1/1
読書設定
目次
前へ
/
1ページ
次へ
丸くて小さなクッキーを口に入れると、表面の粉砂糖がすっと溶けて、甘さとわずかな清涼感を感じた。軽く歯を立てれば、さくっと音を立てて砕け、ほろほろと崩れる。雪玉の名を冠するこの菓子を送ったら、夏を愛する貴方は何を思うだろう。貴方への想いは、窓の外で降り積もる雪によく似ていて。
/
1ページ
最初のコメントを投稿しよう!
0人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!