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雪が降ると音が遠くなる。森の木の枝が折れる音で目が覚めた。 そとはほんの少し白んでいた。 もうすぐ太陽が森を照らす。いつの間にか雪は止んでいた。 うとうとしながらまた目が覚めた。 晴れたかな。 眩しい光。 外を見ようと布団を出た私は、窓際に置かれた白い花が開花しているのを見つけた。 「パパ、花が咲いてるよ」 パパは答えてはくれなかった。 眠ってるみたいだったけれど、決して目を覚ましてはくれなかった。
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