log01:辺境の町・宿屋

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その手に剣を握っていたのは、全くの偶然だ。リエゼと話す前は手入れをしていたから、そのまま持っていたというだけで、(さや)にだって納まっていた。 それでも、彼女の細い首をへし折るには十分だったらしい。掴みかかる際、僕は—— そうして、この様だ。
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