Silent night〜私をみつけてくれた王子様〜

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このバイトが大嫌いだ。お金に困って無ければ、こんなバイト直ぐにでも辞めたい。そう毎日思っていた。 「もうクリスマスか…。」 車の窓から見えるイルミネーションが、まるで別世界のように見える。見える世界には私は存在しない。 「今日からVIPに入って。」 マネージャーからの指示。 「はい…。」 「凄く評判良いよ。」 「ありがとうございます。」 褒められても嬉しくない…。 「じゃ〜準備しよっか?」 「はい…。」 私の仕事は目隠しをした状態で誰か?もわからない相手とセックスをすること。 ただわかることは一般の人が相手では無いこと。相手の顔がバレてはいけないので目隠しをされ、声でバレてもいけないので言葉を交わすこともない。 部屋の中で流れるのは私の喘ぎ声と相手の息遣い。たまに音楽。 「準備できた?」 私はアイマスクをした。真っ暗闇。。。 「はい…。」 マネージャーに手を引かれ車からエレベーターに乗る。 <きっとスタッフ専用のエレベーターだ。何階だろう?> エレベーターから降りると、すごく良い香りがした。 「ここのホテル…良い匂い…。」 「そうだな…。」 「クリスマスの飾りありました?」 「あったよ。」 「見たかったな…。」 「もう、おしゃべりはおしまい。部屋に到着するよ。」 「はい…。」 私はマスクの中の瞳を閉じ。口も閉じた…。 ピンポーン ガチャ 「連れて来ました…。」 ドアを開けた瞬間、ムスクの甘い香りがした。きっとお洒落な男性。しかも若い。年配の方は香水の香りの合間に体臭が入る。 目隠しをしていると嗅覚が冴え、よくわかるようになった。いわゆる職業病。 「宜しくお願いします。終わりましたらメール下さい。」 そう言ってマネージャーは部屋を出て行った。彼は私の手を引きソファに座らせてくれた。冷たくて細い指。私は手にグラスを渡されたので口元にグラスを運んだ。 <お酒…スパークリングワイン…果実の香りがいい匂い…> それを一気に飲み干し、口の脇から流れ出たワインを彼が舐める。彼自身は待ってる間に飲んでいたようで吐く息からワインの香りがする。 ん…んん 着ているモノを一枚一枚剥ぎ取られていく。脱がせる事が好きなタイプ…脱ぐ過程を見るのが好きなタイプ…。 この人はそのどちらでも無い気がした。下着も全て無くなったところで膝の下と背中に腕が通り抱えあげられた。 ベッドへ移動…降ろされる時にヒンヤリすると思い…少し体がこわばった…。 ぽよん… そんな効果音がしそうな感じのベッド。 <ウォーターベッドだ。しかも中の水が温められてる。冷たくない…。> 私をベッドに降ろし彼は一旦離れた…。 コト… <何かを置く音…。> ちゃぽん… 水が移動する音。次の瞬間、抱き起こされ口移しでお酒を飲まされた。かなり強いお酒にむせる。 それでも次から次に口の中へ注がれるお酒。私はお酒に弱い。このままでは仕事にならないと思い抵抗した。 喉を焦がし…口から溢れるお酒は顎を伝い…谷間を駆け抜け…陰部に到達したお酒は…私の淫部を熱くする…。 コトン… <再び何かを置く音…酒瓶を置いたのだろうか…。> 「ん…はぁ…んん…んは…。」 彼はまだ服を着ていた。唇から顎にかけて彼の舌が這う…丁寧に何度も何度も…口の中も…。 ちゅ… 唇が離れ…彼が再び私の体から離れた。ベッドが揺れ…シュッとネクタイを外す音がして私の腕へ。両手首をネクタイで束ねられた。 こういう事を好むクライアントは何人もいた。だから今更驚くこともない。 私の体は商品なので傷を付ければ法外な請求書が一生付きまとう。そういう契約だから傷つけられる心配は無い。 でも…彼からは楽しんでる雰囲気が伝わらない…。 「あぁ…んん…あん…あ…。」 静かな部屋に私の声が響く。胸を優しく舐める音…感触…先端を吸われ…仰け反る私の体を優しく愛撫していく。研ぎ澄んだ感覚が皮膚から伝わる舌のザラつきすら逃さない…。 「ああ…あ…んん…。」 彼の唇は徐々に下がっていき、ついには燃えるように熱くなった場所へ。花びらを軽く吸い、その奥に隠れているタネを指で優しく押し出し…舌先で優しく撫でる。 縛られた手で彼の頭を撫でると柔らかくてサラサラの髪が指の間を通り抜ける…。 「あ…そんなに…あ…あ…いっちゃう。」 私は彼の髪をくしゃくしゃっとして仰け反り昇った。両腕を再び頭上に戻され、脇から耳を舐められる。ビクビクと身体が反応する。特に耳はゾクゾクして堪らなく反応してしまう…。 「あ…や…。」 執拗に耳を舐め回す「ヌチャヌチャ」という音がダイレクトに脳に入ってくる。 「あ…あぁ…んん…はぁはぁ…あん」 私は頭上の腕を下げ彼の首の後ろに回した。耳を舐めていた彼の動きが一瞬止まりマスク越しに目が合ってると感じた。私はそっと彼の頭を引き寄せ…唇を重ねる。 再び首から下へ降りていく彼の唇。胸を揉みしだき、寄せて交互に先端を舐める。甘噛みされたり…指で強めに摘まれたり…。 「あ…んん…だめ…。」 私の腕の中からスルスルと抜けて行った彼…私は彼を追いかけるように起き上がり…空を切る手で彼を探した…。 <居た…。> 彼の体に触れると彼は私の手首からネクタイを外し、優しく手首をさすってくれた。私は自由になった手で彼の大きくなった肉棒に触れた。 彼の身体は引き締まっていて、余分な脂肪が付いていない。その体にキスをし、少しずつ下へ降りて…肉棒を咥えた。上下に顔と手を動かし…舌をそれに絡めた…。 「う…んあ…。」 始めて聞く彼の声…もっと聞きたくて動きを速めた…。 「あぁ…。」 彼の身体がビクビクと痙攣し口の中に弾けた。私はどうしようか?と考えたが、イってしまったものは仕方ないので、今日はここで終わりだと思った。 でも…そうじゃなかった。彼の肉棒は全くもって萎えること無く勃ち続けていた。私をゆっくりと押し倒し膣壁を押し広げながら入ってきた。。硬く太さも長さも程良くあって…気持ちイイ…。 「あん…あ…気持ちイイ…。」 私の身体が揺れる。ベッドが揺れる。深く突き刺さりヒダを絡め取るように抜けていく。 私の1番感じるポイントに届く肉棒の先端…同時に蕾を指でクリクリと弄られ、狂うような快感にシーツや枕を握り締め…よがり…悶え…何度も昇天した…。 「はぁはぁ…。」 朦朧とする私を抱え込み、彼自身フィニッシュに向けて動き出した…。 「あ…あ…んん…や…いく…いく…もっと…もっと…あん…あん…。」 「ハ…ハ…ハ…あ…あ…。」 彼の声と私の声が溶け合い2人とも同時に果てた。こんなにも気持ちの良いセックスをしたのは初めてだった。 私の胸の上で息を整えている彼の頭を優しく包み込み撫でた。頭を上げた彼、次の瞬間…取ることの無いアイマスクが…外された…。 突然アイマスクを取られて、ビックリして手で顔を覆った。その手をゆっくりとどけられ目の前に彼が現れた…。ぼんやりした視界に現れた彼の顔をジッと見つめ…思い出した。 <あの時の彼だ。で、あれば…耳が聞こえないはず…。> 「あの時の?」 私が尋ねると私の口の動きを見て…鞄からパソコンを取り出しキーを打ち始めた。 「そうだよ。あの時は助けてくれてありがとう。」 私もパソコンを借りて文章を入力した。 「どうして私だとわかったの?」 「君を探した。」 「お礼を言うために?」 「それだけじゃない。好きになったから。」 彼の言葉にどう返事をして良いのか?わからなかった…。 「あの時は、たまたま見てたから。」 「僕の事を?」 「うん。カッコイイ人だなって思って。」 「電車を降りた時に、女性に腕を掴まれて…そのあと凄い剣幕で怒りだしてビックリした。」 「痴漢したって言ってた。ヘッドホンして聞こえないフリしないでって。」 「本当に聞こえないからヘッドホンしてるんだけどね。」 「あんなおばさんのお尻なんて、お願いされても触らないよね?」 彼が声を出して笑った。 <笑顔がカワイイ…。> 「だから、私が見ていたことと耳が聞こえないんじゃないか?って言ったの。」 「ありがとう。お礼を言う前に居なくなったから。」 「よく探せたね。」 「写真。」 「撮ってたの?」 「ごめん。君を追いかけて撮った。」 「別にいいよ。」 「僕とのセックスどうだった?」 唐突でストレートな質問。彼の性格が見える。 <きっと素直で正直な人…。> 「気持ち良かったよ。」 「ホントに?」 私は彼を見て頷いた…。 「良かった。実は初めてだったから不安で、たくさんDVDとかで勉強したんだ」 <え?> 「初めて?」 「おかしいでしょ?この年まで女性を知らないなんて。ずっと自分の殻に閉じこもってたから。一生そんなこととは無縁だと思ってたし。」 「そんなことないよ。もしかして…手を拘束したり、お酒飲ませたりとかもDVDから学んだの?」 「うん。」 思わず笑ってしまった。彼は、そんな私をキョトンとして見ていた。私が感じてた違和感はこれだった。彼自身が楽しむ為じゃなく、少し違うけどDVDから学んだことを私が喜ぶと思ってやってたんだ。 <こんなにも純粋な人が居るんだな…。> 凄く新鮮で心が温かくなった。でも、そろそろお別れの時間…。 「今日はありがとう。本当に気持ち良かったよ。また呼んでくれるの待ってるね。」 「君の残りの人生が欲しい。」 またストレートな言葉。そう言ってくれることが素直に嬉しかった。でも私は純粋なあなたが想うほどの女じゃない…。 「ごめん。」 「どうして?お金?」 <こんな仕事をしていたら、そう思うのが普通よね…。> 私は頷いた…。 「怒らないって約束してくれる?」 「内容によっては怒るかも。」 彼は少し考えて真剣な面持ちでキーを打ち始めた…。 「君の事を探すときに、今の仕事のことも知った。だから今回会えたんだけど。君の会社に君を独占したいと話したら、専属にする話をされた。でも僕は君が会社を辞められるようにして欲しいと話したら、お金で君を買うように言われた。だから僕は君を買った。」 <え?何それ> 「私が喜ぶとでも思った?バカにしないで!私は…私は…。」 言葉が出て来なかった。 <私はどうしたかったの?辞めたかったんじゃないの?> 私がまくしたてたからビックリした表情で固まってる…。 「怒った?嫌だった?」 ノートパソコンの画面に映し出された言葉。私は無言で服を着て部屋を出る準備を始めた。私の腕を握り引き留める彼に冷たい視線を送った。彼が困惑してるのがわかった…。 「さようなら。」 彼が読み取れるように伝えた。横に首を振る彼…私自身、混乱していた。自由が欲しかったはずなのに本当に自由になったら何を支えに生きて行ったら良いんだろう。 あんなにも嫌だったはずの仕事ですら、私が生きることの支えになってたなんて…。 彼の手を解き私は部屋を出た。入ってくるときに見たかったホテルのクリスマスツリー…見れないから見たかっただけなんだとわかった。自由に見れるクリスマスツリーには見向きもしなかった…。 「寒い…。」 携帯を取り出したが会社に電話をするのをやめた。 <ひとりで帰ろう…。> 財布を持って居なかったので携帯の地図アプリを出して歩いて帰ることにした。 <イルミネーションでも見ながら帰ろっかな…。> 一歩を踏み出した。自分の足で歩くことがこんなにも不安だとは思わなかった。今日は家を目標に歩く!…イルミネーションがキラキラ輝く中、自分が居ないと思っていた世界に自分がいる事の違和感を覚えつつ…ふわふわと歩いた…。 「きれい…キラキラしてる…。」 たくさん歩いた。どれくらい歩いたか?なんてわからない。家に着いて部屋のカーテンを閉めようと窓に近づき、何気なく外を見たら彼が立っていた。 <うそ?何でいるの?ストーカー?初めての気持ちだからって…怖…。> 知らん顔していたら諦めて帰ると思ったので冷え切った体を温めるためお風呂にゆっくり入り、食事をしテレビを観ていた。ベランダの柵にポツポツと音がし始めた。 <雨?…> 干していた洗濯物があったのでカーテンを開けてベランダに出ようとした時、彼が居た場所に目が行った。 <バカじゃないの!> 傘を持ち…玄関を出た。 「めいわく!」 そう彼に言って傘の中に入れ、冷たくなった彼の手を握り…部屋に連れて行こうとしたが…逆に手を引っ張られた。 「なに?」 彼は声にならない声で…ごめん…と発した。 <泣いちゃってるし…。> 「わかった…わかったから部屋に入ろ?」 下を向いて泣いてるからきっと聞こえてない。どうしたら伝わるんだろう?私は思わず彼を抱きしめた。それから手を引っ張り部屋を指差した。 彼を玄関に立たせてタオルで頭を拭き、濡れた服も脱がせ、そのままお風呂に入らせた。お風呂から上がった彼は私が用意したスウェットを着て、リビングの入口に突っ立っていた。 手招きしてソファに座っている私の前に座らせ濡れた頭を拭いてあげた。頭を拭いている間、ジッとして…仔犬のようで…可愛かった。吹き終わり彼の肩をポンと叩くと振り返って…ありがとう…と笑った。直ぐにパソコンを取りに行こうとしたので…彼の腕を握り引き止めた。 「ん?」 「要らない。」 私は首を横に振った。 <言葉って何だろう?思ったことを伝えるツール?> 今まで沢山の言葉をもらった。ツールなだけの言葉たち。でも彼は違う…言葉がなくても気持ちを伝えようとしてくれる。 「さっきは、ごめんなさい。」 彼に謝り抱きついた。彼の腕が私を抱きしめる。温かい…なんだかホッとする…顔を上げると…彼と目が合う。彼は私をこうやってずっと見ていてくれるのだろうか…目を閉じてみた。唇が重なった。 ちゅ… 軽いキス。私は彼の頭を引き寄せ…深いキスをした。彼の口の中に舌を入れると彼も私の口の中へ入って来た。絡み合う柔らかな舌と互いの唾液…。 ちゅる…じゅ…ちゅぴ…ちゅっ 彼の手を引き寝室へ。彼をベッドに押し倒して馬乗りになり彼のスウェットを脱がせようとして…制止された。 「嫌?」 「ううん…。」 彼は首を横に振って起き上がり私を抱きしめてくれた。その後、私の顔を見て話そうと言った。会話がしたいんだと思い彼の膝から降りた。 「もう怒ってないの?」 私は頷いて…キーを打った。 「突然、自由になって混乱してた。あと、私を買ったって言われて嫌な気分になった。私はモノじゃない。」 「ごめん。そんなつもりじゃなかった。」 「一人で歩いて帰ってる間に、そんなつもりじゃなかったんだろうな…って思ったの。でも、部屋を出たから、あなたには…もう会えないと思ってた。」 「そんなことないよ。」 「まさか、家の前に居るとは…笑」 「ストーカーみたいだよね…笑」 「名前教えて。」 「タチバナアラタ。よろしく。アイバ サユリさん。」 私の名前を書かれてビックリした。でも、私を探したんだから知ってて当然だと直ぐにわかった。 「どうやって探したの?」 「探偵さんに頼んだ。直ぐに見つけてくれたよ。」 「私が、あの仕事をしていることを嫌だと思わなかったの?」 「びっくりした。けど…好きになった人が、たまたまそうだっただけだし気にならなかったよ。」 「優しいんだね。」 「優しいのか?わからないけど、君の全部を知りたくて、知っていくうちに、どんどん好きになってた。」 「ありがとう。そんな風に思ってくれて嬉しいよ。ところで、私の金額っていくらだったの?」 「それは言わない。知ると君が困惑するから。でも君の残りの人生の自由を君にプレゼントできたと思ったら安い。」 「安くないよね?お金どうしたの?その耳じゃ仕事とかできないんじゃないの?」 「僕は運が良いことに、親が残してくれた遺産があったり、仕事も作家だから本が売れてる間はお金が入ってくるんだ。」 「両親いないの?作家なの?」 「うん。僕が中学の時に事故で他界した。僕の耳もその時の事故が原因で聞こえなくなった。昔から本を読むことが好きで、作家なら誰とも話す必要がないからね。やり取りはメールでできるし。」 「そうだったんだ。私も両親居ないって、知ってるよね?」 「うん、ごめんね。勝手に調べて。ご両親が残した借金の為に仕事してたんでしょ?」 「もしかして、その借金も?」 「うん。君の金額に入れてもらった。」 <いったいいくらい払ったんだろう…借金だけでも1億近くあったのに…それに私の金額って…> 「私…返せないよ?」 「返して欲しいなんて思ってないよ。ただ、僕の耳になってくれる?」 耳?…耳を指差して確認した? 「うん。手話を覚えてもらって僕の補佐をして欲しい。」 「それだけで良いの?」 「それ以上も良いの?」 イタズラっ子のように私を見つめて笑う。私も意地悪に返した…。 「それ以上って、例えば?」 そう入力すると…彼はパソコンを床に置き…私の肩を抱いて…唇を重ねてきた。彼の真っ直ぐな気持ちが伝わって、もう恋愛なんて出来ないと思ってた私の人生に彼が色を付け始めた。 ちゅ…ちゅ… 彼の手がブラの上から胸に触れる。 「ん…あん…。」 ブラを少しずらして胸を出し、先端を舐めたり…吸ったり…彼の長い舌が先端に絡みつくように動く…。 「あ…んん…。」 感じて思わず腰が浮く。そのまま横向きにされ彼は背中のホックを外して後ろから胸を揉みしだく。 「ん…あ…。」 お尻の方から足の間に彼の足が入り大きく開かれ…下着の中へ手が入る。濡れた入り口を指で優しくなぞり…片方の手は胸の先端をつまむ。 「ああ…や…。」 足を閉じようとしても彼の足がそうさせてくれない。背中を這う舌…小さな突起を指で押し潰したり…摘んだり…体がビクビクなって蜜がどんどん溢れる。 再び仰向けにされ胸を優しく食べる彼。彼の口の中で波打つ胸の先端。私の中に入っている指は…私が感じるベストポジションを見つけた。 「あん…あ…あ…いく…。」 私は体をよがらせて昇った。痙攣する私に少しビックリして心配しているようだったが、私の表情を見て直ぐに気づき、嬉しそうに笑い…内腿にキスをしながら私のショーツをおろした。 「ああ!んん!」 彼の舌が股の間へと流れていく。私の腰をホールドして縦に動かす。舌で秘部はビチャビチャにされ、小さな突起に吸い付き舌先でチロチロと弄られる。 「はぁ…あ…あん…や…いく。」 私の体は再び痙攣し…昇った。ビクッビクッと動く体…余韻に浸る間も無く…彼のモノが挿入された。まだ痙攣して挿入を拒む私の中にねじ込んできた。私はパックリと彼の肉棒を根元まで咥え…尚且つヒクヒクとソレを締め付けた。 「はぁ…はぁ…ぁあ…。」 彼の声が漏れる。私の脚を抱き抱えて…ゆっくりと腰を動かし…ぐちゅ…ぐちゅと音を立て私の中を堪能し始めた。 「ああ…んん…すごい…。」 彼の肉棒の先端が私の肉ヒダを押し広げながら入り絡めて出て行く。 「だめ…気持ちいい…。」 彼を見ると彼も限界のような表情。彼に来てと伝えると…頷いて覆い被さり…力強く腰を打ち付け始めた。 「んあ…んん…。」 「はぁ…はぁ…ああ…あ…。」 彼の声と私の声が重なる。絶頂の波が来た。私は仰け反り彼に抱きついて2人同時に…。私はそのまま落ちてしまった。目が覚めた時、隣で彼も眠っていた。 不思議な人。彼には何も聞こえない。私の声もわからない。でも、私の心はわかる。彼の髪に触れ頭を撫でた。すると目を覚まして今度は満面の笑みで私を見つめる。 私は彼の腕の中に入り、彼の温もりを感じながら再び目を閉じた。 おしまい。 Twitterも始めました^ ^ ※プロフから飛べます。 読みに来てください。 ↓↓↓↓↓ Twitterアカウント https://mobile.twitter.com/iwata_ruka
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