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エピソード
あなたはこんなお店の
噂聞いたことありますか?
お店はあなたが人生で一度だけ行ける場所
あなたが心の奥深い所で願っている願いを叶えてくれる商品があります。
例えば「別世界」あなただけの世界を作ると言ったら、あなたはどんな世界を作りますか
例えば、大統領になりたい、こんな町があったらいいな。でも一つに絞りこむのは難しいですよね。でももしノートの様に1ページごとに違う世界が作れれば素敵ですよね。
では、お客様ご来店をお待ちしております。
1.私 霜月日向中1だよ。今は学校からの帰り道
「はぁ、今日もみんなの前で恥かいちゃた」
体育の授業で平気台の上から
派手に落ちゃたんだよねー。でも私が好きな時間があるの!
それは・・・私だけの世界を空想すること
‼︎例えば、こんな
町があったらいいなー、とかとかまぁそれはさて置き早く帰らなくちゃ。私が走り出したその時、誰かに呼ばれた気がした。
「あれ、ここにこんな道あったけ?うっなんか気になる・・でも、早く帰りたいし。少しだけなら・・」
と言い残して私は路地裏に入って行った。
2.「うー暗いよー・・・あっ何か見えて来た!」
店の前に着いた時何かが私の中で弾けた。
「何だろうこの感じ、何か好奇心が止めれない、この感じ‼︎」
私は店の中へ入っていった。
店の中にはミニチュアなお城や、海べの町、
色々な世界があった。
すると中から一人の女の子が出て来た。
「いらっしゃいお客さん。私の名前は絵里よ。ここは一度屋よ、何か欲しい商品はあった?」
「いえ、まだです。」
「ふーん・・・ちょうどいいお客さんにおすすめの商品があるんです。」
「えっ?」そう言って絵里は店の奥から何かを持って来た。
「こちらの商品よ。これは別世界ノート、ノートの様に好きな世界をいくらでも作れるわ。どう、気に入ってもらえた?」
いやいや本当かどうか分かんないですけど
「試しにやってみる?」と絵里がノートを差し出して来た。私はノートを掴むと絵里に聞いた
「あのこれってどうやって使うの?」
「ノートに理想の世界を書くか、ノートの中に入ってから言うの。簡単でしょ」
「うーんじ、じゃあノートに入るほうで」
「ok!それじゃあ入ってきな」
「えっ絵里ちゃんは入らないの?」
「中に案内人がいるから、私がいなくても平気、ほらほらレッツゴー!」
「うわっ!」
そう言ってわたしはノート中に吸い込まれていった。
「さてこの子から貰えるのは失望かな、それ
とも希望かな?どっちにしろたのしみね」
絵里はそう言って店の奥にきえって行った。
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