食後
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食後
指の太い店主がおれを咎めた。 おれは軽く頭を下げて謝る。また散らかしてしまったようだ。白と赤のマーブル。カラフルな残骸の交差。 排水口へと流れていく、意識。 調理台の上の女の頭を、真っ黒なゴミ袋へつっこむ。 誰が人間なんて喰うというのだ。最高に馬鹿げてる。でも、おいしかっただろ?なぁ。なにせおれが捌いたんだから! そうだ。 ヒトを喰うなんてやつは狂ってるにちがいないからな。と笑った。
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