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「う、嘘つくんじゃねぇ!!ここは裕福な金ヅル共のガキしかいねぇって聞いたぞ!」
「まあそうなんすけど、ごく一部分ではせっせと真面目に勉強頑張って特待生として入学を果たした庶民もいたりするんですよね。一割も満たないけど」
「い、一割未満・・・・・」
「両親の貯金も雀の涙ですしへそくりもボーナスも底をつきそうってメールがこの前来ました(嘘)」
ガ━━( Д ) ...._。...._。 コロコロコロ…━━━ン
なんか、ゴメン…www
思いのほかダメージを受けてらっしゃる御三方。
数十秒は黙り込んでいたグラサンがおもむろに口を開く。
「……しょうがねぇ。予定変更だ」
「そうそう俺たちの利用価値なんてなんにも」
「サヨナラだ」
「「……え?」」
ボスの言葉をかわきりに、先程まで狼狽えていたモヒカンとパイナップルが一瞬にして俺たちに銃口を突きつける。
下がり気味だった黒光りする筒が真正面から俺たちを睨みつける。
「役に立たなければ口封じするまでだ。次は金持ちの坊ちゃんを攫ってくればいい」
「「い、いやいやいやいや!!ちょっと待って!!!」」
俺と吉田の見事なハモリ
こ、このおっさん決断力が半端ない…w1と100でしか物事見れてねぇじゃん怖っ\=͟͟͞͞(꒪ᗜ꒪ ‧̣̥̇)/
凪いでいた水面に突然熱した鉛がぶち込まれた感覚だった。
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