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緊張感も焦りも感じさせない、いつもの飄々とした様子の慎が俺を見て一言。
(。´・ω・)ん?
………おい、なんだその集合時間にちょっと遅れちゃったぜ☆テンションwwあれ、俺達結構な長尺監禁プレェイされて離れ離れだったから実は感動的な再開シーンになるんじゃねぇの?ww
「……残念。もう君たちの騎士様の登場かぁ。」
空気の変わった雰囲気に次の瞬間バタバタと複数人の靴音が聞こえてきた。そして遂に
「悠樹!!海歌!!!」
「海歌ちゃん!!!」
「無事かお前ら!」
「誠!?恒星に、会長まで……」
「あらら、続々と来ちゃったね」
恒星、小野先輩、会長に続いて姿は見えないが後方の方で「おい、周囲を警戒しろ!」「いたか!そっちだな」と踊る大捜査線なみの喧騒の声が聞こえる。
どうやら風紀委員長と副会長もいるらしい。おいおい今日最終回??笑みんな総動員やんww
「や、やべぇよボス。俺達見つかっちまった」
「外も包囲されてますぜ、いつの間に…」
「うるせえぞてめぇら!グダグダ言ってんじゃねぇ」
真ん中のグラサンに情けなくも泣きつきながらパイナップルとモヒカンが喚く。それを苦い顔で見つつボスが俺の斜め横に立つ色眼鏡男に視線を送る。
「…どうやら、話はまた今度みたいだね。もっと君と話していたかったのに」
「待て、首謀者はお前だろ。俺様の学園内でこんだけ騒ぎ起こしておいて何が目的だ」
踵を返して暗闇に消えつつある背中に向かって会長が言葉を投げかける。
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