爽・side

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悔しそうな顔で俺を睨みつけている。 ふふふ… 可愛い… 従順な俺の…犬。 もう無理…抱きたい…。 こいつをめちゃくちゃにして、ひいひい、喘がせたい… ゾクゾクしてくる…。 「ナツ…俺、もう無理…行こう?…デートの続きだ…」 「は・・・?どこに…!? …???」 俺に腕をつかまれ、ズルズルと引きずるようにして、俺はヤツを…二軒目の、デート先へ誘った。 そこは…      いわゆる、恋人たちの、休憩所。 覚悟しとけよ…。 俺は目をまん丸くして建物を眺めるナツを見て、 密かに、微笑んだ。
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