ナツ・side

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でも、その内心の気持ちとは裏腹に、俺はつい、虚勢をはってしまう…。 「あっ… う… も…やめ… あぁ…」  爽の柔らかな髪を優しくつかみながら… そこから引きはがす……素振りをする…。 「…ふっ …こんなに悶えて感じてるのに、やめろとか… いい加減素直になれよ、ナツ…なあ、…これがいいんだろ…?」 ニヤリと俺を見て微笑んだかと思うと、カリッと…そこをかじる…爽… 「くうっ… ん …」  俺は刺激に、小さく喘ぐ… ダメ… やばい… 気持ちい…  んで、ヤバいくらいにイケメンな爽…綺麗で…妖艶な…信じられないくらいの美形…  俺は一瞬、奴の顔に見惚れてしまう…。 「っ!… ん  …いや…だ…」 「はいはい…いやよいやよも、好きのうちってな… っくく…ってか、ココ…はち切れそうだぞ…どうすんの…これ? なんなら俺が可愛がってやろうか…ふふ」  意地悪な顔で笑いながら…爽が遂に… 俺の張り詰めかけたそこに、布地の上から触れる…。 ビクンと…反射的に震える俺の身体… ああ…誰か、助けて‥  俺には…もう、抗えない…     俺はギュッと、唇を噛んだ…
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