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「…も、いれるぞ…ナツ…」
爽が…欲情したような顔つきで俺を見下ろす…。
爽は正真正銘、人間なのに…まるで、肉食獣のようなその獰猛な目つきに、ドキリとする…。
「あ…う、ん… 」
そう…俺は答えるのが、精一杯だった…。
AVとかで、女が甘えて言うみたいに…挿れて…だの、突いて…だの…
俺の口から言えるわけもなく… ただ… 頷くよりほか、なかった…。
でも、俺はさっき、爽に言っちまった…
欲しいって… 言ってしまった… もう、我慢できなかった…
抱いて欲しい…俺が男だとか、爽が男だからとか、…もう、関係ない…
ただ、俺は…
俺は・・・・
早く欲しい…
早く、おまえのソレを…男の堅くしなったそれを… 俺の…中に‥それで… それで…
「おまえ、ガチガチだな… いつもしてんじゃん…もう少し、力…抜けよ… 」
爽の恐ろしいほどに…低くて、セクシーな声…
ダメ… たまらない…
…ぐっ…
両脚を左右に開かれて…
俺のひくつくそこに…爽の逞し過ぎるそれが…あてがわれる…。
「ああ… や… 」
いやじゃないのに…どうしても、こんな反応になる…
どうしてだろう…?
「いくぞ… くっ… …っ …」
ズッ… ン…
徐々にではなく、本当に一気に…奥まで貫かれ… 悲鳴のような声が、俺の口から…。
「ああああっ…!! あ… ぁ… ん… っ …… !…」
「ふ… キツ…おまえの中…やっぱ最高 … ナツ…可愛い… ナツ…」
ああ…満たされる…爽が俺の… 中に…
駄目だ… ダメ… ダメ・・・・
俺はゆっくりと目を閉じた…。
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