episode.5

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episode.5

私は今すぐにでもこの生活から逃げ出すために荷造りを始めた。 荷造りは10分程度で終わった。 「...よし、東京に行こう。」 貯金はかなりあった。 ほぼ使ってないからだ。 私は、キャリーケースといくつかのバッグを持って、家を出た。 「よいしょっと...」 空港についたのは、乗る予定の便がまだ乗れない時間だった。 「ちょっと早く来すぎたかな...」 私は苦笑いをした。 15分後、やっと便に乗れるようになった。 「これで開放される。」 これでいい、いいんだ。 私はそう、強く思った。
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