目を開けて見えた景色は会長の腕を掴んだ自分の手と少し実が膨らみ始めた窓辺の向日葵でした

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目を開けて見えた景色は会長の腕を掴んだ自分の手と少し実が膨らみ始めた窓辺の向日葵でした

「澪、、?」 やべ…………。 俺、会長の腕掴んじまった、、。 「あ、会長………。」 いくら夢の中だったとはいえまさか会長の腕を掴むなんて………オワッタ 「………………。」 「あ…その「あ!副会長くん起きた?ってあ…ごめんね、なんかいい感じの雰囲気だったりしてた?」 そう言ってカーテンを開けたのは保険医の桂山なつ(かやま なつ)先生。 掴んだままだった会長の腕を思いっきり引き剥がし急いで弁明する。 「い、いえ、、。そんなことはないです!ね!会長!」 「そ、そうだな!」 絶対俺が会長の腕を掴んでいたなんて言えるわけない、、。 もしそんなことがバレたら会長の親衛隊に闇夜にまみれてグサッってされる運命しかない。ブルブル まぁなつ先生はもしそんなことがあっても周りに言いふらすなんて絶対しないってわかってるんだけどね。でも周りにもし放送委員長とかっていうイレギュラーがこの空間を扉の隙間から見てたらさっき言った親衛隊にグサッてされる話が実話になっちゃうから念には念を入れて否定しとかないとね。 「そう?ならいいんだけど。そういえば副会長くん体調はどう?」 「少し頭痛がするだけでほかはなんとも。」 「え!?本当!?さっきまで熱がでてて今やっと解熱剤が効いてきたところなんだけど、大丈夫?無理してない?」 やっべぇ。俺、いつの間に熱だしてたの?気づかなかった。 「あははは〜。そうなんですか〜? 昔からこういう熱とか体調が悪いことには鈍くて。なので全然大丈夫ですよ。 あの、話を変えるようで申し訳ないんですけどなぜ僕が保健室にいるのか教えていただけます?」 「あぁ!そういえばまだ説明してなかったね。そこらへんの説明は会長くんのほうが詳しいだろうし教えてもらうといいよ。ここに運んで来たのも会長くんだしね。その間に僕ちょっと副会長くんのお家に連絡いれてくるね。」 「すいません、よろしくお願いします。」 「はーーい。」 そう言ってなつ先生はいなくなった。 「…………………。」 「……………………………。」 沈黙、気まずっ!! ____________________ 今回出てきた桂山なつ先生のこと気づいて頂だけた方はいらっしゃるでしょうか。 うまくリンクさせることができたかはわかりませんがお気づきになられた方いらっしゃいましたら嬉しいです。 ヒントと言えないヒントです。 夏先生はあのなつくんです。 あとはタイトル?です。
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