150人が本棚に入れています
本棚に追加
/25ページ
生徒会は過保護です
あの日は......
ぶっちゃけ、その日含めた1週間、異様に仕事が多くて、確か三徹ぐらいしてたと思う。
そんな中で始まった問題のあの日、俺は謎にテンションが高くて、正直途中から記憶がない。
覚えてるのはいつの間にか病院で寝てたことと周りに生徒会メンバーが勢揃いして全員からお叱りを受けたことぐらいだ。
もうあの時はすっげぇ怖かった。
今思い出すだけで寒気がする。:(´◦ω◦`):
何が怖かったって、みんな笑顔なのに目が据わってたのだよなぁ。
ほんと、ガチめの方で1番怖かった
カタ:(ˊ◦ω◦ˋ):カタ
ま、そんなことがあってから生徒会メンバーが過保護になっちゃってさ?あんま無理出来なくなったんだよなぁ。
持ち帰って隠れてやる時もあるけどね。
あ、このこと生徒会のメンバーには絶対秘密にしてくれよ?
それじゃないと俺オワル.......。
っと、昔話もこれくらいにしてと。
そろそろこの目の前にいる天然生徒会長やろーをどうにか.......いや、嘘です。すいません。
うん。そうだよね、俺が生徒会長に勝てるわけが無いもんね😇
だって、怒らせた時、1番怖かったの会長だもん(((( ˙-˙ ))))プルプルプルプルプルプルプル
とりあえず早く校舎の中入ろ。
さっきのおでこピトッて会長にやられたおかげで俺の顔真っ赤だし。会長に今の顔見られるとか嫌だし。
..............。
べつにぃ!?照れてるわけじゃねぇからな!?
ただ、慣れてなくてびっくりしただけなんだからね!?
「ほら、こんなとこに何時までいるつもりですか、早く行きますよ会長。」
自分の中で謎の言い訳をしながらも会長にそう伝えると、急いで校舎へと向かった。
会長side
『ほら、こんなとこに何時までいるつもりですか、早く行きますよ会長。』
そう言って足早に去っていく背中を見る。去り際に見えた澪の顔は真っ赤に染まっていた。
あぁ..かわいいなぁ.......。
心の底からそう思う。
俺がちょっとおでこくっつけただけであんなふうに真っ赤になっちゃうとかもうかわいいが溢れてる。
おまけに、いつも俺が苦手な仕事しなきゃならない時は、絶対隣に来てサポートしてくれるんだよ。優しすぎん?
かわいくてスタイル良くて、優しくてってエ?
うちの副会長が最強すぎる(⸝⸝⸝ᵒ̴̶̷̥́ ⌑ ᵒ̴̶̷̣̥̀⸝⸝⸝)♡*゜
そう思いながら澪の背中をずっと眺めながら足を進めていると、突然彼が立ち止まったのが見えた。
Σ>―(⑉︎• д• ⑉︎)♡―――>
え、ちょっと待って。
あれってもしかして澪、俺の事待っててくれてる!?
え.......うれし...。
最初のコメントを投稿しよう!