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ハラスメント社長のお仕置きタイム①
「何回も何回も同じミス繰りかえしやがって!
ここは学校じゃねえんだぞ!
いや、小学生だって、ここまで物覚えや聞き分けがワルクないわ!
もう幼稚園からやり直してこい!」
チワワよろしく縮みあがってぷるぷるする大島を罵倒しつくすと、扉を開き叩きつけ社長室に。
ソファに仰向けに倒れ、湯気たつような額に手を当て、ため息を吐く。
今の時代「なんとハラスメントのひどい横暴社長!」と非難されそうだが、俺は八つ当たりしていなければ、加虐性愛者でもない。
俺だって心穏やかに、部下たちと和やかに談笑をしたがいが、さっき云ったとおり、初歩的なミスを懲りずにやらかすされては「逆に俺をイジメているのか!?」と逆上せざるをえない。
友人の経営者なんかに「今どきのっては、云いたくないけどさー」と愚痴れば「そりゃあ、おまえが有能でデキすぎるから」と苦笑されるし。
いやいや、俺は社会人として基本的なことができるだけだし、部下には、その最低ラインに達してくれるよう求めているだけだぞ?
経営者として、そう求めるのがハラスメントと云われては、やっていられない。
つまり、俺が叱咤するのは不当でなく、尻を叩かれるだけの原因が部下たちにあるわけだ。
その証拠に彼らは俺を訴えてこないし、会社を辞めもしない。
俺のしていることは、まちがっていないが、部下を痛罵して、心がイタマナイでもないのだ。
おかげで、会社を興してからは、夜はろくに眠れず、日中こまめに睡眠をとる事態に。
取引先の会社にいくまで、あと三十分。
短く集中的に寝るのならちょうどいいと、一旦、上体を起こし、テーブルにある水筒を手にとった。
中身はカモミールのお茶。
香りを胸いっぱいに吸いこみ、一気飲みして、水筒を置いたら、またソファにバタンキュー。
夜は眠れないが、どうしてか、日中、会社にいてカモミールを飲むと、とたんに夢の世界へ誘われて・・・。
「はあ、あ、あう・・・!」
眠りによって、もたされるのとはチガウ、痺れるような快感が体に走って、瞼を跳ねあげた。
まず自分の痴態に目を見張る。
ネクタイと靴下だけ身につけ、すっぽんぽん。
万歳した手を縛られ、乳首が立った胸を張り、足を広げて、股間が丸見え。
丸見えというからに、観客あり。
とり囲むのは会社の部下たちで、彼らはきっちりスーツをまとっているのに、俺だけが裸。
「はう、あ、ば、かあ・・・見る、なあ!」
足を閉じようとしても、手でホールドされ、びくともせず、おまけに左右から胸の突起を舐められ、尻の入り口に指をねじこまれている。
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