ドラマ『アバランチ』面白かったー！

やっぱこういうのいいよね。

　まず綾野剛さんは俺の大好きな小説『長いお別れ』の日本版ドラマでレノックス役だったのもそうだし、飲み会で必ず持ち出す『そっくりさん』っていうアプリで俺の顔を撮ったら高確率で出てくる人だから一方的なシンパシーを抱いていた。
　そして最終回よ……どう落ち着くのかと冷や冷やしながら観ちまったぜ！
　俺の書いた小説だと『夜の底に咲く花』なんかは作者としては1から10まで全部決まった状態でスタートしたから俺は1ミリたりとも冷っとしなかったけど、読んでくれた人たちは冷や冷やしてくれたかな。
　いやー、綾野剛が最高に格好いい。茶目っ気ありのハードボイルドとか反則でしょ。
　今期のドラマは豊作だったけど、『アバランチ』はその中でも群を抜いてたと思う。
　いや別に宝島社さんに媚びるつもりじゃないけど、普通にめっちゃ面白かったし悔しいとも思わされたね。
　俺が今連載してる『ピラニアのサーカス』で既に書いちゃった部分やこれから書きたい部分がわりと被ってて、映像だから勝てない部分もあれば活字だからこそ勝ってやろうって部分も多々あって、とてもモチベーションが上がったぜ！
　つーことで、『ピラニアのサーカス』これからもよろしく！