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リビングのテーブルに、買って来た缶酎ハイと、
つまみを置く。
「綺麗にしてますね〜」
「そう?」
「うん」と窓際からの景色を眺める
綺麗な夜景にウットリする璃子
「綺麗〜」
思わず隣りに居る亮輔の顔を見る璃子
「ん?」
ジーっと見つめてチャンスを与える
「ん?」
全く、この雰囲気を察知しない亮輔
思わず、璃子からキスをする
驚いた顔をしていたが、ようやくスイッチが入った
のか、もう一度自分からキスをする亮輔
そして、やっと抱きしめられる璃子
「やっと抱きしめてくれた。」
「ごめん、俺ホントよく分からなくて…」
「そんなイケメンに言われると、すごく不思議」
「いや、ダメだ、もう俺、璃子にメロメロだ。」
「どうして私だったんですか?」
「え?俺は璃子が入社して来た時から一目惚れしてたよ。」
「えー!それは、ホントに分からなかったです。」
「ずっと気持ちを隠してた。」
「そうなんだ。ふふ。で、あのドS?」
「何?」
「なんだか可愛い♡」
「可愛いって5つも上なのに…」
「ふふ、亮ちゃん♡」
「やめろ!亮ちゃんは恥ずかしい〜」
「可愛い〜♡」
「可愛い〜も、やめろ!」
「ヤダ!2人の時は、好きにする。」
思わず又、ぎゅーっと抱きしめた璃子
たまらず、キスをする亮輔
『なんだろう?キスは上手い!』と思った璃子
『いったい誰としたんだろう?』
色々考えてしまう
そして、2人で飲みながら、今まで話さなかった分、
色々話した。
「璃子〜」
「ん?」
「どうしよう!帰したくない!」
「ふふ、そうなんだ。」
「朝まで一緒に居ようよ。」
「うん、明日お休みだし…」
『朝までと言わず…』
「そうだな、明日休みだし、ずっと一緒に居よう。」
『あーイケメンがドSじゃなく、完璧になって行く。
優しくて、カッコイイ〜♡あ〜もう完璧に落ちた』
「好き♡」
「俺も、大好きだ♡」
『幸せ〜♡』
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