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「あの〜亮輔さん!ホントに私のことが好きですか?」
「何を言ってるんだ!さっき告白したばかりだぞ。
また、聞きたくなったのか?」
「じゃあ、どうして一緒に寝てくれないんですか?」
「え?彼氏彼女は、一緒に寝るのか?」
「…」
『まさか、マジで朝まで並んで、ベッドで一緒に
寝るだけ?』
「分かった、一緒に寝よう。」
並んで一緒に寝た。
いや、眠った!と言った方が正しい。
だって…男女の関係は、何もない。
同じベッドで、一緒に眠っただけ…
『なんだコレ?』
ほぼ眠れずに、朝を迎えた璃子
ジーっと横で眠っている亮輔の顔を見る
目を開けた!
「おはよう」
「おはよう〜」
おでこにキスをする亮輔
『なんなんだ?これは!』
「こんなの初めて」と、
なんだかニコニコしている亮輔
「私も、初めてです…」
どんよりする璃子
「ん?璃子、何か怒ってるの?」
「いえ…満足ですか?」
「うん♡」
「嘘でしょう?」
「どうして?」
「隣りに私が居るのに、女が隣りで眠っているのに、何とも思わないんですか?」
「…」絶句している亮輔
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