おばあちゃんの手袋と夢の国

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フゥとグゥは走っています。キィとニィとティップはバンブーの背中に乗っています。 でもダックは広場で遊んでいる子供達に「お尻が可愛い」とつかまってしまいました。 それを見たバンブーが「ごめんよ」と行って長い鼻でダックを巻き取ってしまいました。 キィが号令を書けます。 「皆、揃ったね?行くよ!」 お城の入口に着きました。みんな一斉に言いました。 「手編の手袋を持って来ました!」 お城の守衛さん達は目をパチクリしています。そこに王子様とお姫様が現れました。 「やぁ、一番乗りは君達か。手袋を見せてごらん」 キィが王子様に差し出すと、王子様はお姫様に渡しました。お姫様はそれを見て。 「わぁ、素敵な手袋。これならピーターにピッタリだわ」 と言って王子様にゆっくり頷きました。 すると王子様はお姫様に尋ねました。 「聞こうと思ってたが、君は何故手編の手袋を欲したんだい?」 「はい、王子様。私達の大切な子供ピーターには世界でひとつしかない物を与えたかったのです」 優しく微笑みながら答えていました。 王子様は皆の方に向き直り 「君達、ありがとう。姫も喜んでいる。では、君達の願い事はなんだい?」 ********** ここでたっ君は目が覚めてしましました。
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