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プロローグ
「じゃあ、またね。火凛ちゃん」
「はい、家まで送ってくれてありがとうございました。」
なんだかんだ私もこの人を信頼し始めているらしい。家の場所まで教えてしまった。
帰ろうとする赤羽さんに私は
「またね、美鈴さん。」
と声を掛ける。
「うん、また…えっ、今下の名前で呼んでくれた?呼んでくれたよね?」
そう聞いてくる美鈴さんを無視して私は家の中に入っていく。
家に帰ると私はお風呂に入り寝る準備をする。さあ、寝ようというところで美鈴さんから
『何か分かったらすぐに連絡するから。じゃあ、おやすみ。後、下の名前で呼んでくれたよね?』
とメールが来ていた。私は少し微笑み、何だかこれから楽しい日々を送れるようになりそうだ、そう思いながら安心して眠りにつくのだった
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