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「赤いな。ものすごく。これは紅だな。青も見たことないくらい青い。他の色も濃過ぎだろ。しかも全属性これ。まあ白は使える使えないで度合いはわかんないがな。あることは確か。やばいな。」
「すごいの?」
「ああ、ものすごく。母さんに見せてきな。」
「えっ、これ、ソウの?」
「うん。」
「すごいねぇ、私も光魔法と結界魔法、回復魔法を教えてあげるね。」
「やったぁ!」
そう言われながら抱きしめられた。
「テストの件だが、もうプリントは作ってある。それを解いてご覧。」
「うん」
そうして俺は貰った問題を解いた。
(うーん。全部簡単すぎる。こんなんで分んのか?)
「父さん、この問題簡単過ぎ。古文書の内容が一つも書かれてないよ。」
「えっ、お前古文書も読めるのか?」
「うん。」
「冗談じゃないの?」
「冗談じゃない。」
「はぁ、じゃあ分かんだな。お前は限界突破、合格でいいよ。」
「やったー。」
こうして俺は修行?が終わった。この後、昼食を食べ、未だ読破していない古文書の解読にかかっていた。
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