幼少期編

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幼少期編

 「スーッスーッ」 俺は霧の深い森の中で寝ていた。すると目の前にある女性が現れ、 「どうしたのかしら?この子。何でこんな所にいるのかしら?」 と言った。そうしたら霧の中から男が出てきて、 「わかんねぇのか?捨てられたんだよこいつは。そんな奴気にしてないで行くぞ。」 「この子を見捨てるの?」 「そりゃそうだろ。こいつも捨てられた側だが、同じ人の子だぞ?何すんのかワカンねぇよ。」 「やだ!この子は私が絶対幸せに、それに正しく育てるから!」 「ったく、分かったよ育てればいいんだろ。育てれば。」 こうして俺はこの夫婦に育てられることになった。
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