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しかしここ数週間、
朝帰りや深夜に帰ってくるのが続いた
「最近遅いね?」と聞くと
「まあね」と素っ気ない返事をするものの
夜帰ってくると
同じベッドで背を向けて寝るりさを
後ろから抱きしめて寝ていた
忙しいんだろうなと思いながら
特に問い詰めることもなく落ち着いたら
また一緒にいれる時間が増える!と
仕事に励んでいた
…だけど…
「…別れよ…」
と突然に告げられた…
りさ「…なんで?」
ゆうた「…好きな子ができた」
あまりの突然の告白に言葉がつまる
ゆうた「…りさ、俺のこともう好きじゃないでしょ?…」
りさ「何言ってるの…好きに決まってるじゃん…」
ゆうた「最近全然俺に感心ないじゃん…」
りさ「そんなことない…仕事落ち着いたら一緒にゆっくりできるなってそう思って毎日仕事してた…」
ゆうた「俺が朝帰りしても何も言わなかった」
りさ「それは…ゆうたも忙しいのかなと思って…」
ゆうた「…朝まで仕事してるって誰かにそんなこと聞いたこと今まであった?…」
りさ「…」
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