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偉業を成し遂げた、の部分は、敢えて詳しく描写していません。
フェルエナードやリュシャ、そしてファルージュの願いを、どうやってアルスラーが叶えたか……それは、最後のトアーリンの語りで、皆様に想像してもらうようにしてあります。
でも、勲章を貰ったということは……何となく想像出来ますね(笑)
後日談を少しだけ書くと、アルスラーは一気に有名になったことが嫌で、警護部ノ長を辞めようかと思っていました。つまり、スペルア脱退ですね。
でも、トアーリンが不老不死の魔法を使い、一生ノーファ国を統治していく、と決めていることを知ったことで、自分も不老不死となり、トアーリンの右腕である国政ノ長ノ補佐官として生きることを決めています。
アルスラーとトアーリンは腐れ縁となっていますが、本当に付き合いの長い兄弟のような間柄です。アルスラーの決意は、恐らくここから来ていますね。
トアーリンの最後の言葉に、作者の詩音が伝えたいことを全て込めました。わずかでも伝わっているといいな、と思う次第です。
どうかいい1日を。改めまして、メリークリスマス!
2021年12月25日 佐々波 詩音
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