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「紘くん大好き❤」
「うん知ってる」
「優希はまた紘に告白か?これで何回目だ?」
「雪兄!うーんと・・・わかんない!」
「そうだろうな。紘は愛されてるな。優希頑張って紘を振り向かせろよ」
「ありがとう雪兄、私頑張る!!」
「兄ちゃん頼むからやめてくれ!ますます優希が調子に乗るから」
「紘くんヒドイ。そんな事ないよ!」
「どーだか・・・」
「おっとそろそろ時間だ!じゃあ2人共仲良くな~」
私は夏目優希17歳
彼は大橋 紘17歳
雪兄は大橋 雪翔 21歳の大学生 紘くんのお兄さんだ。
私と紘くんはいわゆる幼なじみ。
紘くんとの出会いは2歳の時で、私の家の隣りに紘くん一家が引っ越してきた。
それから私は紘くんに会う度にベッタリとくっついていたらしい・・・。
もちろん覚えてません。
でも物心つく頃には私は紘くんが大好きになっていた。
そして会う度に「紘くん大好き❤」と伝えるけど紘くんは「うん知ってる」としか応えてくれない。
いつかちゃんと応えてくれるよね?紘くん。
紘くんはうざいかも知れないけど、何回でも大好きって伝えるから。
私は今日も紘くんに向かって走り出す。
紘くんに私の想いが伝わるといいな・・・。
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