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私はずっと気になっていたことを聞くことにした。
璃子「あのね、雄吾、どうしてるか知ってる?」
彰「え?知らないの?」
真二「市川なら〇〇大行ってるよ。」
璃子「は?〇〇大学?なんで?」
その大学は早慶よりかなりランク下の大学だった。
喜美枝「全部落ちたらしいよ?詳しくは知らないけど。」
璃子「なんで?キミちゃん、なんで雄吾のこと支えてあげなかったの?」
喜美枝「支える?璃子、あんたもしかして私と市川が付き合ったと思ってる?」
璃子「違うの?」
喜美枝「あはははっ。あんたやっぱり天然だわ。市川が私を相手にするわけないじゃん。」
璃子「え?キスしたって…。」
喜美枝「カラオケで寝てるとこ襲っただけ。」
璃子「はっ?受け入れてくれたってキミちゃん言ってたじゃん。」
喜美枝「あれ信じたのー?璃子大丈夫?市川、私のこと女とも思ってないよ。あいつ璃子しか見えてなかったよ。他の同級生にも近寄らないし、クソがつくほど真面目だったじゃん。あんたが1番分かってたんじゃないの?」
璃子「うそ…。」
私は脱力してしまい、何も力が入らなくなってしまった。
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