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「まぁ、なんだ。男なんて星の数ほどいるんだからさ!次よ、次!」 「そんなすぐ切り替えられないよ。別れはすぐ受け入れたけど、好きな気持ちはすぐ消えないもん!」 「健気だね〜。ま、二葉のいい所か。よし!ここは私の奢りだからね!前向いてこ!」 「百合香~!ありがとう!」 こういう時、本当に親友がいてくれて良かったと思う。 私1人だと、今頃きっとご飯も喉を通らくて、満足に眠ることも出来なさそうだから。 まだ、心は辛い。 いつも同じ時間に鳴っていた電話も鳴らない。 もしかして鳴るかな?なんて淡い期待を抱いている自分にも嫌気がさす。 親友に癒されながらも、彼を忘れたことなんて1日もなかった。 それでも、残酷に時間は進んでいく。 前を向かないとって気持ちを奮い起こしては、寂しい気持ちに苛まれを繰り返している私は、この先どうするのだろうか。 .
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