前の席の山井さん

1/1

4人が本棚に入れています
本棚に追加
/1ページ

前の席の山井さん

僕の名前は片原優斗、普通の男子高校生だ。 そんな僕の前の席の人は山井さん、山井千尋と言う。 山井さんはクラスの人気者で活発な人そして、 とてもいたずら好きである… クラスのみんなや友達にイタズラするのではなく まさかの僕だけにイタズラをするのだ。 なんで僕だけにするのかと聞くと、 山井さんは立ち上がって僕の背中を叩き、 「反応がとってもおもしろいから。」と返す。 そして、山井さんは次の時間の音楽で教科書を持って クラスから出ていった。 僕も音楽の準備をして教室を出た。 教室を出たら何故か後ろから笑い声がする。 後ろを向くと明らかに僕に視線を向けて笑っていた。 なんだろうと思っていると、友達が 「背中、背中」と言った。背中に手を回すと シールが張ってあった。うさぎのかわいいシールだった。 僕はそのシールを見てこう思った。 『山井さんめぇぇぇ‼』と心のなかで大きく叫んだ。
/1ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加