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前の席の山井さん
僕の名前は片原優斗、普通の男子高校生だ。
そんな僕の前の席の人は山井さん、山井千尋と言う。
山井さんはクラスの人気者で活発な人そして、
とてもいたずら好きである…
クラスのみんなや友達にイタズラするのではなく
まさかの僕だけにイタズラをするのだ。
なんで僕だけにするのかと聞くと、
山井さんは立ち上がって僕の背中を叩き、
「反応がとってもおもしろいから。」と返す。
そして、山井さんは次の時間の音楽で教科書を持って
クラスから出ていった。
僕も音楽の準備をして教室を出た。
教室を出たら何故か後ろから笑い声がする。
後ろを向くと明らかに僕に視線を向けて笑っていた。
なんだろうと思っていると、友達が
「背中、背中」と言った。背中に手を回すと
シールが張ってあった。うさぎのかわいいシールだった。
僕はそのシールを見てこう思った。
『山井さんめぇぇぇ‼』と心のなかで大きく叫んだ。
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