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いつものように罵られるバイトの田中。
未熟であることは自覚はあるが、それでも周りが引くほど叱られる。
「お前は真面目だが気遣いがたりん。」
そう上司こと軍曹からは毎回すごいのがとんでくる。
逃げたい。辞めたい。しかし、プライベートでは色んな世界に連れててくれる。
おれが嫌いではないのか。
わからなくなる。
連れていく場所は決まってモラルのないライブハウスやクラブ。
なんでやねんとこころなかでは思う。
しかし続けるとバイトで柔軟な対応や機転が身についた。
そう。全てはわたしのことを考えた指導だったのだ。事情がありそのバイトはやめたがその時の上司と道でたまたま出会ったときいわれた。
ほほえみながら田中。
1人前と認められおめでとうといわれているようで号泣した。
いまもその人はわたしのこころにいる。
永遠に、、、
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