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薬を仕込むなどという卑怯な手段を使った江藤が憎い。
それなのに、快感が中心から身体に広がって淫猥な表情を浮かべてしまう。
「ああ……っ……んっ……あ……っ……」
「だいぶヨくなってきてるみたいだね。……すごくヤらしい顔をしているよ……」
かすれた声で江藤はつぶやいた。
眼鏡の奥の瞳は、情欲が高まってらんらんと輝いている。
もう堪え切れないとのばかりに海の脚をいきおいよく掴み上げると、肩にまで折り曲げてしまった。
「な……っ! やめろ……っ!!」
ちょうど丸見えの形になる。海はとっさに手でその部分を隠した。
「こらこら……いけないな」
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