1人が本棚に入れています
本棚に追加
１
僕はガイ。トトカリカに住む14歳だよ
最近、隣の国ニオラに行ったときに、不可解な現象が起きていたんだ。
トトカリカの街は、年中雪が降っていて、止むことはない。
しかし、ニオラは四季がはっきりしているんだよ
僕の住んでいるトトカリカだけが年中雪、けれど他の国や街は四季がはっきりしているって、おかしいと思わない？
これをお母さんとお父さんに聞いてみたんだ。だけど、こればっかりは二人とも答えてくれなかった。
だから僕は、自分で原因を突き止めることにしたんだ！！
原因の追求にはまず聞き込みだよね！！ってことで今トトカリカにある商店街、ミエーオにいます！！！
あ！あそこにいるのはクラークさん！
クラークさんは僕の家に来る新聞配達員のおじさんだ。彼ならなにか知っているかも！
「クラークさん！なんでこの街は年中雪が降っているんですか？」
「おお！ディストリー家のガイくんよ。その謎には俺も答えられない」
「・・・・・・そうですか、ありがとうございました！」
「ああ！帰り道に気をつけるんだぞ〜」
ダメか・・・・・・
あ！あれはこの町の図書館で働いているマダム・ルオウだ！彼女は博識で、この国の王や王妃と関係があるから知っているかも！！
「マダム・ルオウ！」
「ホホ、元気がよろしいこと。ディストリー家の坊っちゃんね、どうしたのかしら？」
「この国で年中雪が降っているのは何故なんですか？」
「それには答えられないわ、坊っちゃん。ごめんなさいね」
「・・・・・・いえ、ありがとうございました！！」
答えてくれないか......
じゃあ図書館で資料を探してみようかな
マダム・ルオウが司書をしているケルエ図書館に来たぞ！！
マダム・ルオウはいないみたい。
歴史コーナーにあるかな？
「 」
[トトカリカの歴史]
これだ！
[トトカリカの歴史]
を開くと、そこには衝撃の事実が書かれていた。
To be continue
最初のコメントを投稿しよう！