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おじいさんのお店は、商店街から一本はなれた通りのかたすみにありました。 ツタがたくさんからんだ、れんがづくりのたてもの。木せいのドアの上には、『雪の店』と書いてあります。 「雪の店?」 大ちゃんは首をかしげました。こんなお店、前からあったっけ? 「そうじゃ。入ってみるかい?」 おじいさんにそう言われて、大ちゃんはお店の中に入ることにしました。
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