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それから僕達、人も猫も熊も揃ってパーリナイを満喫したの。
美味しいご馳走、楽しいお喋り、あっと言う間に時刻は0時を回ってた。
「……ワオ、もうこんな時間か。キャッスリーン、チェリーボーイ、ビッグラッキー、&ルミ。トゥナイトはこのままステイしてけばいい。ドント ウォーリー。ツーボーイズにはキュートなパジャマを用意してやる! もちろんデンタルブラシもだ! アーユーオッケー?」
えっ、良いの!?
この時間ならギリギリだけど電車はある。
ましてやこんなに駅チカかだから、余裕で間に合うはずなんだけど、実は密かに「もっとみんなと一緒にいたい!」と思っていたの。
やったね、お次はパジャマパーティーだ!
そうと決まれば時間も時間で、いつ寝落ちしても良いように、順番でシャワーを浴びる事にした。
一番手はキーマンさん。
その間、僕と嵐さんは食べたゴハンの後片付けを、大福とルミちゃんはフカフカソファで仲良くゴロ寝。
フワフワがフワフワとくっついちゃって、可愛いったらありゃしない。
……
…………
………………
約40分後。
男3人、全員シャワーを浴び終えて、キーマンさんが貸してくれたパジャマに着替えてリビングに集まった、……んだけどさ。
「お、岡村さん、そのパジャマ…………ぶはっ!」
着替えた僕をチラチラ見ながら、最初はなんとか耐えてた嵐さん。
だけどすぐにへこたれちゃって、ぶはっ! と笑い出したんだ。
それもそのはず、だってめちゃくちゃ派手なのよ。
ダボッとしたツナギタイプの長袖で、全身ヒョウ柄、付属品で耳付き帽子と肉球ミトンも渡された。
なんでこれ?
地味な僕にド派手なヒョウ柄、なんだか気後れしちゃうんだけど。
キーマンさんにそう言うと、
「ノン、このパジャマはYOUにピッタリだと思うがな。なんてったってベンガルパターンだ。ライクキャットだろ? チェリーボーイは」
片目を瞑ってしたり顔だ。
おっふ、なるほどそう来たか。
確かにな、ヒョウ柄じゃあ尻込みするけどベンガル柄と言われたら、猫好きな僕としては ”コレもアリか?” と思ってしまう。
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