1. 犬猿のふたり
1/8
読書設定
目次
前へ
/
20ページ
次へ
1. 犬猿のふたり
陶器のように塗り込んだファンデーション、目の周りを彩るアイシャドウ、しっかり引き込んだアイライン。 ばさばさと音がしそうなほど塗り込んだマスカラも、いつもきゅっと引き結んだ唇に引くリップも、化粧をするのは自分の武装。 女だって舐められないよう始めたことが、いつしか涙を堪える鉄仮面になっていた。
/
20ページ
最初のコメントを投稿しよう!
116人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
844(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!