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ここは美男美女が集まる、羽城高校。
今日から僕は、この高校の1年生だ‼
〜第1話〜
学校のチャイムが鳴った。僕の名前は桐山馨。
僕のクラス1−3組は、たくさんの美男美女がいる。
でも僕が見た中で一番顔が美人で可愛いのは
やはり、中学校の時から同じクラスだった河井さん、
河井愛心さんだ。
でも、男子も含めてみんな河井さんを見てるんじゃなくてみんなまさかの
僕の方ばっかり見ていた。
自分で言うのもなんか嫌なんだけどなぜなら僕の顔は、
女の子みたいに可愛い顔をしていたからだ。
おまけに身長は男子の中では一番低く、声が高いから
余計に女子だと思う人もいるよね……でも僕は男子だから‼
担任の先生や生徒たちの自己紹介が終わって1時間目前の休憩をした。
休憩中クラスの女子達に囲まれて「本当に男子なの?」って聞かれた。
だから僕は男子なんだって‼
自己紹介の時にちゃんと言ったよ
「この見た目でも、この声でも一応男子ですよ」って。
休憩が終わって1時間目の授業が始まった。50分後、1時間目の授業が終わり
僕はのどが渇いたので1階の自販機に行ってジュースを買った。
教室に戻ろうとしたその時、数人の先輩(かっこいい顔した男子)に
囲まれた。そして、一番前にいた先輩が
「きみ可愛いね、新入生?放課後に俺たちと遊びに行かない?」と言った。
僕……男子なんだよなぁ…
先輩に囲まれて困っていると、同じクラスの須藤千晶
が来て「今日一緒に帰ろうぜ〜」って言ってきた。
それを見た先輩たちは「彼氏がいたのか…」みたいな感じですごすごと
帰っていった。
僕は須藤に「なんで助けたの?」と言ったら、
須藤は「先輩らに絡まれてたから。」とニヤニヤした顔して教室に
戻っていった。
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